-2021年05月16日-
こんにちは。保健師ろみーです。
今、あなたの心の状態はいかがでしょうか。
今日はご機嫌についてまとめてみました。
まずは気になる「機嫌」という文字について。
「ご機嫌」の文字をよく見ると。。。あれ?嫌いという字?!
実は語源には真逆の意味があります。
「機嫌」は古くは「譏嫌」と書く仏教の戒律の名前でした。
「息世譏嫌戒(そくせきげんかい)」…
世間からお坊さんが機嫌悪く思われることを息(や)めさせる戒めだったのです。
譏は「そしる」、嫌は「きらう」という意味ですから「譏嫌」とは、人々から“そしりきらわれること”
現代では「機嫌」は人の気分の善し悪しを表現する時に使われるようになったようです。
上機嫌でいるとどんなことが起きるでしょうか。
まず、気持ちが前向きになります。その状態でやると、たいていのことはうまくいく!
特にストレスの中で最も多くの割合を占める人間関係が心地よいものへと変化します。
そして何より、上機嫌でいることによって、呼吸が浅くならず、ホルモンや神経系が整い、病気になりにくくなります。
ご機嫌って、最強☆
まとめます。
【上機嫌のメリット】
⚫︎やる気が出る。
⚫︎生活や仕事でのパフォーマンスが向上する。
⚫︎コミュニケーションが円滑になって、人間関係が円滑になる。
⚫︎ホルモンや自律神経系が整い、免疫力が上がる。
こんなに沢山のメリットがある上機嫌、ぜひそうありたいですよね。
①無関係に起きている外部事象と自分の気持ちは別物であるということを知っていること。
外側で起きているストレスで、不機嫌にさせられているような気持ちになりがちです。しかし、それによって自分の気持ちや機嫌をどうするかは、実は選ぶことができます。それを知っていることがとても大切です。
②自分が機嫌良くなるスイッチが入る リストを作り、元気がなくなった時に使う。
元気な時に準備しておくと良いもの
それが、凹んだ時に自分が機嫌良くなるスイッチが入る方法を書き出しておいて、すぐに見ることができるようにしておくこと。元気がなくなってからだと、考えるエネルギーがありませんので、普段に用意しておくとよいです。防災リュックにいれておくのもおすすめです。
③感謝のアンテナを高くしておく。
何に意識を向けるかは選べます。感謝に意識を向けて、ありがたいことを数えていると、感謝をキャッチする感度が上がります。それを続けると習慣になります。感謝をしている時、脳内は心地よさを感じるホルモンが出て、自律神経系なども整います。
②のリストあたりから作ってみませんか。自分への処方箋です。
私が先日書いたリストはこちらです。ぜひ、ご自分のリストを作ってみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もご機嫌な一日を過ごせますように。。。